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アトピアククリニックの治療方針
投稿者: atopia (記事一覧) [ 29475hit ]

アトピーは治ります!

当クリニックの治療方針

当クリニックの治療方針は、一言で言えば「掻かせない!」です。

アトピー性皮膚炎の本質は「掻き癖」であると言う絶対的な「核」の部分を理解できていないと、ステロイドを使わないで治すとか漢方を使って治すとかそういう小手先だけの対処療法で治そうとします。しかしそのような治療では一時的に軽快したとしても、必ず再発してきます。そのような対症療法のターゲットは「湿疹」であって、「原因」では無いのです。「湿疹=掻いた結果」であり、結果を治しても、原因には何ら手を加えない従来の対症療法では自然治癒を待つしかありません。実際にアトピー性皮膚炎の最終的な治療目標は「QOL(生活の質)の向上」と学会でも謳っているように、自然治癒を除いて原因不明の疾患を治すことが出来ないのは当然です。

アトピー性皮膚炎の原因としてセラミドやフィラグリンなどの不足による角質層のバリア機能低下説がありますが、それがあると易刺激性やかゆみの神経(C線維)の延長による知覚過敏が起こりかゆくなるのは周知の事実で、その結果汗でかぶれたり引っ掻いたりする事により湿疹ができます。しかしその低下したバリア機能は「適切な保湿をする事」で比較的簡単に正常に戻す事が出来ます。実際にしっかり保湿する事により1週間程度でアトピックスキンが軽快し正常なつるつるした肌に戻り、その結果かゆみがかなり軽減し、引っ掻き傷も徐々に減ってきます。

もしこのバリア機能の低下がアトピー性皮膚炎の原因であれば、上述したように厳格な保湿によってバリア機能の低下は軽快していますので、当然アトピー性皮膚炎は治っているはずです。

しかし実際にはそれだけでは決して治りません。バリア機能の低下によってかゆくなり掻きだすことには異論はありませんが、その結果「掻く事に対する精神的依存=掻き癖」が生まれるのです。この掻き癖がアトピー性皮膚炎を原因不明の得体のしれない皮膚病に変えてしまっているのです。

下記の動画を見てください。
幼児が腕を必死で掻いていますが、その部位には湿疹などありませんよね。実はこの幼児は注射の恐怖を感じて、(心を落ち着かせるために)無意識に腕を掻いているのです。これが掻き癖です。掻き癖は過食症や携帯依存症の様な一種の精神的依存症であり、ストレスを感じた時などに心を落ち着かせるために無意識にどこかを掻こうとします。このように掻く事により引っかき傷が出来、それが炎症を起こして最終的には湿疹病変になると考えています。つまりこの「掻き癖」にメスを入れなければ、絶対にアトピー性皮膚炎は治せません。

当クリニックはこの掻き癖を取り除くために「掻かせないための治療」を行っています。掻き癖は精神的依存ですので、精神的依存に対する基本治療である「依存しているその行為をさせない」事で治していきます。つまり掻かせない事であり、除去食でもなければ漢方中心の対処療法でもありません。

当クリニックの治療のターゲットは湿疹でもアトピー性皮膚炎でもなく「掻く事に対する精神的依存=掻き癖」なのです。