アレルギーについての(独断と偏見に満ちた)院長の独り言

注意)
以下の内容は皆さんが知っている医学的常識とはかけ離れた内容ですが、私自身が経験とエビデンス(判断出来る根拠)を元に、私の今の考え方を書いています。
皆さんは何が正しくて何が間違っていると言うスタンスではなく、この様な考えもあるのだと思って読んでください。

アトピー性皮膚炎と言う診断名は正しいのか?

全身カサカサして色々な部分を掻いている子供さんを診断する場合、通常アトピー性皮膚炎と言う診断名で呼んでいますが、アトピー性皮膚炎の本体は何かと言うと、アレルギー体質(別名アトピー体質)の遺伝による酵素の異常からセラミドと言う物質が不足して起こる乾燥肌(アトピックドライスキン、通称サメ肌)の事であり、原則皮膚炎は存在しません。では皮膚炎はどうして起こるのかと言うと、肌がカサカサしていると当然痒くなるため掻いたり皮膚をこすりつけたりする事により二次的に起こるのです。

その証拠にまず下の動画を見てください。

 

6か月前後の乳児が診察時に不安そうに泣きながらお腹の辺りを掻く動作が見られますが、明らかな湿疹病変はありませんね。「湿疹がなくてなぜ掻くのか?」と言うことに関しては、掻き癖という一種の精神的依存が関係していますが、詳細は「アトピー性皮膚炎の概略の掻き癖とは?」を参照。

 

次に下の写真を見てください。

 

おむつでカバーされている部位は掻けないので、湿疹がある所と無い所の境界が鮮明に出来ています。動画①と写真①②から明らかなように、アトピー性皮膚炎の皮膚炎は掻いたり擦ったりする事によって起こる二次的な皮膚病変であり、元々は存在しないとご説明したことがお分かりになると思います。

 

言い換えれば、このアトピックドライスキンを出現初期の段階(生後3ヶ月前後)から厳格な保湿で消してしまえば、当然掻いて出来る二次的な湿疹はほとんど出来ませんので、アトピー性皮膚炎と言う診断が付くはずも無いのです。

ではなんと診断すれば良いかと言うと、この場合のアトピックドライスキンは診断名ではなく症状名であり、「小児アレルギー症候群」が適切な診断名ではないかと私は考えております。

アトピー性皮膚炎を治療する際には、アレルギーによって起こる他の合併症(食物アレルギー、喘息、アナフィラキシーショックなど)も視野に入れて治療しなければならないので、「小児アレルギー症候群」のもとアレルギーで起こる疾患をそれぞれ疾患ではなく一症状であると捉えれば、例えば皮膚症状(アトピックドライスキン)があれば他の症状、食物アレルギーや喘息などの事も当然視野に入れて治療する必要に迫られ、見落とされずに出現早期から治療出来るからです。

 

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