おすすめの石けんシャンプーおよび洗剤

アトピー性皮膚炎の患者さんの肌はセラミドの不足によりバリア機能が低下していますので、直接肌に触れる肌着や石鹸などには気を使う必要があります。

肌着は皆さんご承知でしょうが天然素材である綿や絹で作られたものがおすすめです。

体を洗う石鹸やボディー洗浄剤はテレビCMでもご存知な様に、原則弱酸性が良いと考えられています。その根拠はAcid Mantle Theoryと言う考えがあり、皮膚の表面はpH5.5~6.0程度の弱酸性で、それが皮膚を守る事に直結していると考えられています。一般の固形石鹸は不飽和脂肪酸と強アルカリ溶液でケン化させて作りますので、当然pH13前後の強アルカリなので、これで体を洗うと天然保湿成分(NMF: Natural Moist Factor)が流れ出てしまいますので肌がカサカサします。例として有名な○○石鹸○箱の様なアルカリの強い石鹸で顔を洗うと肌が突っ張る感じがするのはこのためなのです。ただし弱酸性は原則合成になりますので、天然素材にこだわる方には少し抵抗があるかもしれませんが、アトピー性皮膚炎で乾燥が強い方にはアルカリが強い石鹸はお勧めできません。

当院でお勧めしている石鹸は「シルワモイスト」と言う石鹸で、天然素材にこだわった安心して使える手作り石鹸で、しかも洗うだけで保湿すると言う非常に優れもので、アトピー性皮膚炎のカサカサ肌には最適です。この石鹸を作っている会社は佐賀県の㈱ロイスという会社ですが、その他にもユニークな石鹸があり、洗うだけで体臭や加齢臭などが消える「シルワゼロ」と言う石鹸もあり、当院でもお勧めしています。

また洗濯洗剤ですが、直接肌に触れる下着などを洗う場合は当然気をつける必要があります。LAS(直鎖アルキルベンゼン酸ナトリウム)と呼ばれる合成の界面活性剤は種々の合成洗濯洗剤に入っていますが、安全性に問題があるため、お子さんの肌着の洗濯には使わない様にしましょう。安全性で言えば粉石けんが一番ですが、粉石けんは溶けにくくかつ洗濯槽に石鹸カスが残るので、使いにくいと思います。おすすめは複合石けんです。比較的安価で生協やスーパーなどでお求めできます。

 

 

トラックバック・ピンバックはありません

トラックバック / ピンバックは現在受け付けていません。

現在コメントは受け付けていません。